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イスラム教徒コーランの歴史や成立についてお教えします。
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ムハンマドと天使ガブリエル

イスラム教のコーランに何が書いてあるかを語る前に、ムハンマドと天使ガブリエルについて書いてみようと思う。

コーランと言うのはムハンマドが天使ガブリエルから授かった言葉をアラビア語にしたのがコーランの始まりだからです。ムハンマドは40歳になるまでは宗教とか神とは無縁のような生活をしていたようです。商人としても財を成していましたが、思うところがあり洞窟に籠って一人瞑想にふけるようになったとも言われています。

洞窟の中である日、ムハンマドは突然後ろから何者かにより羽交い絞めにされてしまいます。そして、何ものかが読めと命じるのです。しかし、ムハンマドは文字を読むことが出来ませんでした。ムハンマドの生存していた時代は文字が読めない人が多かったのです。

文字が読めないのでムハンマドは声を出して復唱したと言われています。その後も何ものかにより語りかけられたムハンマドは最終的に、語りかけてきた相手が神の使いである天使ガブリエルだと理解するようになります。

コーランの編纂

天使ガブリエルが伝えた言葉は、天に書物として存在しているとも言われています。

それをガブリエルがムハンマドに伝えたのです。ムハンマドは文字が書けませんから、ガブリエルの言葉を暗記して他の人に伝えるようになります。これがイスラム教の始まりと言っても良いのではないでしょうか。

しかし、当時は文字を掛ける人がほとんどいなかったので、ムハンマドの言葉を人々も暗記するしか手がありませんでした。さらに、布教活動をするムハンマドを快く思わない勢力もいて戦争も起こっています。ムハンマド自身は将軍としても有能でアラビア半島統一などもするわけですが、ムハンマドも亡くなってしまいます。

さらに、ムハンマドから直接教えを請うた人たちも亡くなっていくため、イスラム教の人達は危機感を募らせました。そこで、ムハンマドが神から聞いた言葉を編集して後世に残す作業が行われたのです。このような過程で誕生したのがコーランだと言う事です。

意外に思うかも知れませんが、コーランと言うのはムハンマドの死後に作られているのです。ちなみに、コーランの編纂を命じたのは3代目カリフであるウスマーンと言われています。

コーランは114章である

コーランは全部で114章あります。

ムハンマドが弟子に語った言葉を覚えている人たちがまとめました。実際に言った言葉をそのまま記録したとも言われていて、そのため断片的に書かれています。ユダヤ教の旧約聖書やキリスト教の新約聖書が物語形式になっていますが、コーランは断片的に書かれているだけです。「コーラン」の意味ですが、「声に出してよむべきもの」と言う意味があります。

心の中で黙読をするのではなく、声に出してよみあげるのが正しい読み方とされています。コーランと言うのは独特のリズムを持っていて最初は合わないかな〜と思っていたりもしますが、何度も聞いているうちに耳が慣れて来るのか、心地よく感じる場合も多いです。

イスラム教徒にとってみれば、コーランは神の言葉として何度も聞いても心地よく感じるのでしょう。

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